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ロクマル!

 

 何年振りかの国内ロクマルだった。嬉しいのなんの。昨日の夕方の出来事。

 

 ちなみに今日は工房の火事から12年目のその日、ロットンのシゲの息子の誕生日で、腐れ縁のバンバの誕生日。いろんなことが起こるんだ、8/21周辺には、と運命の不思議に俺が浸る日である。そんなわけだから、と言うわけでもないのだけれど、来日したら絶対行こうと決めていたカマシ・ワシントンのライブにも行くのをやめた。とかなんとか書いているうちに、カマシに行くことになっているシゲから「お疲れ様です。今日は?」とのLINEがあったり・・・。

 

 さて、運命のルアーは、そのうちきっとこいつがデカいのを連れてくると信じていたSweepy J DP。実は国内ではこれまでもこいつでデカいと思われる魚を数度フックアップまでいきながら、残念無念、すんでのところで機会を逃してしまっていた。(この魚はその時のどの魚よりも確実にデカいけど)だから余計に嬉しいのだ。

 

 日暮れまではまだ少しある時間帯、長さが60cmを数ミリオーバー、重さは7.8lbのこの魚は、シャローフラットのヒシモ群のエッジのくぼみに息を潜めていた。そこへとSweepy J DPをキャストしてワンアクション?もしくはツーアクションの後、それまでたった一度のバイトもなかったその日だったのに、信じられないことにそいつは音もなくこれをひったくるのである。まさにひったくるという表現は適切で、その後5mほど左に走って、チェリーサンバーストのソニックマスターのドラグをザーっと一気に引き出した。尋常でないパワーだ。

 

 ところで同時に感心したのは最新のソニックマスターのドラグシステム(2017年にリリースのソニックマスターより搭載)。旧ドラグからヴァージョンアップしたそれは、出だしがとてもスムースでしかも止まるまでが安定している印象。これを手にしてからの過去二回のメキシコ遠征、それから去年から今年の琵琶湖、直近の70upの雷魚、そして今回のロクマルでようやくそれを確信、そして実感した次第。もちろんこれはさすがの五十鈴工業の仕業。

 

国内4本目の60up!

 

 さてさて、そんなパワーの魚だったから、顔を見るまで、いや、顔を見てさえ、ブラックバスだという確信が持てなかったくらい。ウィードの塊越しにもずんずんとそのパワーを伝え、しかもそれはその塊を引っ張るのでは?と思えるくらいに強烈。しなるModerno 60ではこのパワーとウィードに対して非力かと思いきや、こいつのバットは十分にそれに耐えて着実にモンスターを寄せる。カミオカと二人して思わず「デカい!」と何度か連呼した後、そいつは遂にカミオカの構えるネットにおさまった。

 

 Sweepy J DPってとっつきにくいプラグではないかと思う。見た目もアクションもとらえどころがないからか、それともプラスチックにしては高いからか。使い方だってこれって言うやり方もないし、そういう意味では少々難しい上級者のプラグと言うことも出来ないでもない。でも、動かしてみれば、これって釣れるというイメージを簡単に持てるはず。そのイメージは実は的確で間違いのないものであることはこの魚が証明している。どこにも公表することなく、実は密かにこのルアーをキラーパターンにしている人が、結構いたりして。

 

 

 そして今日はNivazinho RantSukiyaki 53LCのリリース日。Nivazinho Rantにはもちろんちゃっかり火事にちなんだFire Redというカラーパターンをカラーラインナップに入れてある。前にこのカラーを塗ったのは2年前、火事から換算して10年目の夏だった。火事から12年、そして津波ルアーズ立ち上げ20年の今年は、あといくつかのプラグにこのカラーを塗るつもり。間もなくその一部を公表予定。

 

 

 そう言えば、昨日同船のカミオカはこいつのエディプロップの方で、どう見ても50upをフックアップして、しかしジャンプ一発バラしておりました。残念。カミオカに関しては昨日の釣りはそれだけ。あとはバイトもなし。俺はロクマルの他に同じくSweepy J DPで45upを1本と、Slapphappy Shad Mini DPで40up1本で終了。

 

やった人ならわかると思うけれど、オリジナルのステッカーを剥がすのってそこそこ大変。

 

 そのFRのプラグと一緒にまもなく予約をスタートさせようと思っているのは、インスタやfacebookではすでに紹介したpenco(ペンコ)のストレージコンテナ。マトリョーシカ的に大きさの違うケースが中に3種類収納されていて、合計4つのケースがセットになったリーズナブルで便利な優れものだ。ここのメーカーからお話をいただき、公式にうちがカスタムをやらせてもらえることになった。

 

 俺自身これを随分前におそらくは雑貨屋もしくはセレクトショップで見かけて以来愛用している。ボート上には常にこれがある。チープな質感やカラーリングがお気に入りで値段もリーズナブル。プラグはもちろんいろんなものを入れるのに非常に便利だ。

 

 カスタムしたのは専用のステッカーで、これが4種類貼らずに同梱されており、お好みの大きさのケースに貼れるということになっております。実はオリジナルのpencoに貼られているステッカーは防水ではないので、ここに若干の不便を感じている人は少なくないはず。そこを解消し、しかもうちらしさとそしてクラシカルな雰囲気をプラスしたこれは絶対買いだと思っている。

 

 本体は7色あり。リリースまで少々お待ちを。

 

 

 そうそう、この秋の一大イベント、津波ルアーズのフェスとも言われる(?)、津波ジャンボリーの参加お申し込み締め切りまであとわずか。トーナメント、あるいはキャンプに参加、もしくは記念Tシャツを予約の方は、8/25までに申し込みを済ませてちょうだい。一人でも多くの人が参加してくれることを切に願うのです。

 

 ロクマル釣れる、そんな夢のある琵琶湖で、みんなで一緒に釣って、語って、歌って、秋の1日を楽しく過ごそうではありませんか。そしてちょっぴり津波ルアーズの20年を祝っていただきたい。

 

 

 昨日、琵琶湖への道中聴いたのはジルベルト・ジルの91年作、ジャケットも印象的なPARABOLIC。津波ルアーズの「つ」の字もない時代の産物。編み籠をパラボラアンテナに見立てているのは、世界中の音楽をキャッチして吸収してやるぞと言う、当時でさえ相当ベテランの冷めやらぬ熱意の表れか。ネットで検索しても詳しい情報は出てこないものの、紛れもなく意欲作だと思われるし、俺の好きなアルバムだ。

 

 これを聴くと、個人的にはワールドミュージックが新鮮だった90年代のあの感触が蘇る。未だ輝きを失わない稀有な音楽。だからこそ今またこれが新鮮に映る。

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