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破顔一笑

 

 破顔一笑。昨日は朝一番から風雨にさらされ、花冷えに震えつつ辛抱の釣り。それは実に夕暮れ前にようやく訪れたこの一瞬のためにある。我々を駆り立てるのはこれなのだ。

 

 もちろん道具立にも凝る。この日、やつは手に入れたばかりのSonicmasterを下ろした。なんと言われようとこれで釣ることがやつにとっての粋である。チープシックももちろん悪くないが、どうしても譲れない部分には身の丈分の贅沢をする。たいして釣れないなんてこともなくはないこの釣りだけれど、それを楽しむすべを俺たちは知っているのだ。

 

 

 いやはや昨日はこの瞬間までもうダメかと思っていた。この瞬間を待っていたとはいうものの、それは本当に突然訪れたのだ。俺にとっては他人事と言えばそれはそうなんだけれど、ブリブリの48cmのなんと興奮したことか。これにはなんだかちょっと救われた気がしたのも事実。俺の初バスはまた先になったものの、そういうことは今年に始まったことではなし、ま、ゆっくりやればいい、そんな風に思えた、まずまず充実した1日だった。

 

 それにしても結局釣れたのはSlapphappy Beaverである。その前にカミオカが使っていたプラグの挙動が少しおかしくて、このプラグに変えた途端に事が起こった。俺の場合はプロトをテストするということもあったから、この日もいろいろなプラグを試していたのだけれど、その後、俺もこのプラグで2バイト、Vickitanで1バイトと短い時間に反応が集中する。時間帯もその一因であるとは言え、Slapphappy Beaverの威力をまたも実感することになった。1バイト目のは間違いなくデカかったね。残念。

 

 

 さて、先日も触れた次のルアーの作業は進行中。カラーリングもようよう決まった。もうお分かりかと思うけれど、次にリリースはリファインされたBeat King Jである。十数年ぶりということになるらしい。うるさいことにかけては天下一品のノイジー中のノイジー、文字通りキングであるから、覚悟してそのリリースを待て!

 

 

 

 ノイズといえば先日も少し触れたアート・リンゼイ。ノイズギターのセンスにかけてはこのひとの右に出る者はいないと思う。そのアートのキャリアの最初期に当たるDNAの音源を手に入れる。

 

 予想はしていたけれど、噂に違わず衝撃的。音楽ってなんだ?を目の前に突きつけるこれには、十分身構えていたつもりの俺もやすやすとノックアウトされてしまった。これに比べれば、その辺のパンクスなんてポップスだと思っていい。レヴューには痙攣ギターだとか脱臼するビート(?!)なんて好き勝手な言葉が踊っていたりするが、それもそのはずだと聴けば理解できるはず。これをしてその後の彼があるとはおそらく予期できる人はいなかったと思うのだけれど、今となってはこれがあるからこそ今の彼があると妙に納得するのである。

 

 俺だって30年前、いや20年前にこれを聴かされて「凄い!」と思えたかと言われるとほとんど自信はないから、物好きな人にだけお勧めする。そんな俺は6月には遂にそんなこの人を目撃することになる。

 

 

 おっと、ここにも小粋な人が。還暦+1の粋人のコメントはこちら

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