パワーハンドル

 

 「Beyond The Vamonos」の中の一部に当初からちょっと気になる部分があるので、ここで触れておくことにする。グランデと俺が一緒に釣りをするシーンで、リールについて言及しているところ。

 

 グランデはSonicmasterのハンドルを五十鈴のパワーハンドルに替えて使用している。それは別段問題ないのだけれど、それについて彼は「魚が元気でこっちに走って来たりした時にはこの方が有利だ」と言っていたはず。これは実は認識が誤っていると俺自身は考えている。彼はパワーハンドルならノーマルのハンドルより速く巻けるという認識だと思うのだけれど、パワーハンドルって長いわけだから、要は速く巻けるのではなくて文字通りパワーをかけられるというのが正解だと思う。ハンドルが長いと手が描く円の直径は大きくなってしまうわけで、長い距離を動かさねばならず、それはつまりは理論的に言うと逆に遅くなってしまうと言うことだ。

 

 撮影中に触れようと思っていたら、なんだか都合上そのまま訂正できずに流れて行ってしまって、ついには忘れていた。それどころかグランデにこのことを言うのさえ忘れてしまっていて今に至ると言うわけです。実に細かいことではあるけれど、ずっと気になっていたので。

 

 画像はまるで関係なくて、近日リリース予定のWhippy JLのSleepy Rogueというパターン。今回は珍しくスケールを使ったパターンが4カラーもある。そういうこともあって、塗りには少々時間がかかってしまっている。その上に(ちょいちょいあることですが)ちょっと前にルアーの箱を注文し忘れていることに気づいて大慌て。うちの箱は業者さんのご好意でルアーによって細かく大きさを変えてもらっていて、その代わりに当然その都度発注しないといけないことになっているのだ。そんないつもお世話になっている業者さんなのに、最優先最速でと無理な発注をしたところ。早く出来てくれればいいけれど・・・。

 

 さて、そんな折、決して暇なわけではないですが、上の画像のような仕事もごく親しい人に頼まれればやることもある。西表島のヨーイチが営むフィッシングガイドサービス、知る人ぞ知るワンオーシャンのTシャツデザイン。ま、いつも半ば強制的にやらされているのだけれど・・・。なんだかやつは最近、パタゴニアの展示会のブースにもどういうわけか立っていたりして、そのスタイルも妙に洒落た雰囲気になりつつあるよう。オリジナルTシャツだってパタゴニアに負けないくらい雰囲気良くしないとね。

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大改造計画?!

 

 随分前から計画していたのだけれど、ここ数日でサイトのリニューアルに向けた動きが加速しているところ。ま、要するに、俺がようやく具体的なデザインを起こし始めたということです。管理していただく側の準備はとっくに整ってしまっていたのに、いろいろと忙しくてこれがなかなか取りかかれなかった。

 

 前にリニューアルしたのはいつなのか覚えていないくらい前だから、リフレッシュしたいというのが一番の理由。それにどうやら昨今のホームページに比較して現状のは著しく作業性が良くないらしい。さらにはHPを閲覧する端末の割合がここ数年で大きくスマホに寄っているということもリニューアルの理由の一つ。オンラインストアやブログは自動的にそれに対応していても、メインのページが対応していないのはかなり前から気になっていたから。

 

 

 そんなわけで、デザインするにあたり、素材となる画像を自分のライブラリから掘り起こしたり。海外のビビットなやつはやっぱり選んでしまう確率が高いですね、俺の場合は。ちなみに冒頭のはパプアニューギニアのロッジで、下のはおさっしの通りメキシコのショップ。こういう作業って楽しいには違いないが、ついつい不必要な時間をかけてしまいがちだ。

 

 それでも自分のライブラリにあれば問題ないのだけれど、ボタンを作るのに古いラジオとかレコードプレイヤーとかの画像が欲しいなと思っても、そんなのはなかなか見つかるはずもない。素材サイトを閲覧するとそりゃあもういっぱい出てくるが、使用にあたっては料金が発生するのはものの道理。

 

 ただ、そこにはちょっとびっくりするくらいの値段が付いていてどうしたものかと思案していてはたと気づく。事務所の棚の奥の方に埃をかぶった古いラジオが2台。それこそもう20年も30年も前に、神戸の高架下で安く買ったか、それとも粗大ゴミを拾ったか、定かではないけれど、確かにあった。埃をはたいて写真を撮る。それが上の写真。御誂え向きである。ようやくこいつが役に立つ時が来たということ。

 

 

 新しいHPが陽の目を見るのはもう少し先ですが、どうかお楽しみに。

 

 お楽しみにと言うと、もう忘れてしまっている人もいるかもしれないけれど、「Beyond The Vamonos」のサントラを作るとのたまった決意表明を覚えてくれてくれているだろうか。その作業が実は水面下でぼちぼちと進行中だ。これまでプロデューサー兼ドラマーの岸と二人、俺がギターパート、あるいは(買ったばかりの)ウクレレ、その他バンジョー(?!)なんかを足したりと言うことを何度か。昨夜は同じく岸と二人で深夜の中崎町のスタジオでドラムの差し替え作業。つまりはDVDの制作に間に合うように急いで録ったリズムをもう少し納得がいくように入れ替えたり、ことによると加えたりと言う作業を数時間。

 

 まだ完成までは道半ば以前ではあるものの、とにかく遅々とではあるものの、どうにか進めているところです。

 

 

 その作業中に岸が教えてくれたのが今日聴いているこのアルバム。エミール・クストリッツァをご存知か。旧ユーゴスラビアのサラエヴォ出身の映画監督、音楽家、俳優である。彼が監督、主演(?!)の映画のサントラなのだ、これ。しばらく映画の情報から遠ざかってしまっている俺だから、当然こんなマイナーな映画のことは知る由もなく、寝耳に水の事態。それでも興味がある時には、どこかからこう言う情報って入って来たものだから興味っていうのは大事ではある。

 

 それはさておきこれはなかなか良い。例のバルカン・ジプシー・ベースのユニークなサウンド満載だ。おそらくノー・スモーキング・オーケストラの連中が関わっていることは想像に難くなく、その健在ぶりには聴いているだけで嬉しくなる。久しぶりに彼の映画も見たくなった。

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Whippy JL

 

 そろそろこれを公表してもいい頃かと思うのです。次にリリースのルアーは画像のWhippy Jではあるのだけれど、以前にリリースのそれとはちと違う。ご覧のように大きな金属のリップが付いて、さらにデフォルトはリアにはピックフィン(も付属する予定です)ではなくてちょっと変わったシステムのプロップが付く。

 

 そもそもインパクト大のデカ目のこのプラグのリトリーブは、このリップのおかげでデカさの割にはプリプリとアピール抜群の引き波を繰り出す。可動式シャフトのプロップは回り出しが良く、回り出しとポーズの瞬間には水中でも回転してアピールする。加えてそのプロップのおかげもあってショートジャークがなかなか小気味良い。

 

 実はこれを作った理由の一つがそこに。「Beyond The Vamonos」を見た人ならお分かりかと思うのだけれど、Slapphappy Shad Jのショートジャークがメキシコで異様な効力を発揮した。そこで向こうでの最も大きなバスのターゲットであるテラピアくらいの大きさのプラグならどうなるだろうと考えた結果がこれ。それはつまりは国内ではブルーギルが対象(とか言いながら、画像のカラーパターンはブラックバス?!)。

 

 メキシコでのテストはまだではあるけれど、案の定、琵琶湖では時にこれが効いた。もちろんただ引きは言わずもがな琵琶湖でも効力を発揮する。近頃琵琶湖で流行りのブルーギルパターンにはおそらくうってつけではないかと思っています。

 

 2月末か3月頭ころのリリースを目指して只今鋭意製作中。お楽しみに。

 

 

 今日のBGMはエチオピアのポピュラーミュージック。これが事務所で流れているところに入ってきたジョニーは「ズンドコ節ですか?」とのたまって、ナカシマという男は「うちの両親の田舎の奄美の民謡に似ています」と言う。確かにそんな雰囲気のある音楽ではある。「こぶし」が入るところとか、ビートのアクセントだとか。

 

 人類のルーツはアフリカにある。同じく音楽のルーツもそこにあると考えるのが自然といえば自然。以前、何かで読んだのだけれど(確か中村とうよう氏の文章だったか)「こぶし」の文化は、遠くアフリカからアラブ世界、それから東南アジアを経て日本まで連綿と続くのだそう。そのせいか、想像も出来ない遠い国の音楽とは言うものの、やっぱりどこか懐かしいと言うことを意識せざるを得ないのです。

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Wow !

 

 ワオ!と思わずつぶやいて、う〜むと唸る。Cosmo DB Minnowing Modelの一番乗りは厳冬の54cm。いつもながらやるもんですね、マニア谷口。いやはやお見事。彼のコメントはこちらModerno 60のインプレッションもあり。

 

 それにしても、彼のスキルもさることながら、Cosmo DB Minnowing Modelの実力は思っていた通り、と言おうか、それ以上かもしれないと改めて思っているところ。これはね、地味ながらかなりの釣れ線です。そういう意味で言うと、買っておかないと損。反対に買った人はものすごく良い買い物をしたとやがて実感するはず。魚矢別注の受注生産だったため市場に出ている数はごくわずかなので、持っていない人は見つけたら即買ったほうが身のため。

 

 ただ今開発中でそう遠くないうちにリリース予定なのが、これと同じような路線のウッドプラグ。フィッシングショーでは展示していたので、うちのブースに来た人なら「はっは〜ん」と思うかもしれない。うちのとあるシリーズを細身にした、ダーターと言おうかミノーと言おうか、どっちともつかないタイプのプラグがそれ。これってトップウォーターにはあまりないタイプのプラグだと自負している。どうかお楽しみに。名古屋のキープキャストと北九州のフィッシングショーでも展示する予定。

 

 そうそう、2018のフォトコンレギュレーションページを新設しました。このページとギャラリーに2017の結果もリンクさせる予定なのだけれど、もう少々お待ちを。ちなみに暫定一位はもちろんマニア谷口です。

 

 

 さて、画像の箱はなんなのか?わかる人にはわかる、この頃流行りのカホンだ。これ、なんと、実は買ったのではなくて、なんでも作りたがるLow Quality Worksナカシマの手作りなのである。新年会の時にコロナのあっちゅんが持参した本物を見よう見まねで作ってしまったもの。それにしては良くできていて、素人から見れば必要十分だと思えるのだけれど果たしていかがなものだろうか。「作ったら」とは言ったものの、早速作って来たナカシマにも思わずワオ!とつぶやいた俺だった。

 

 これに貼ってみたのは新しいステッカー。もう出来上がっているのだけれど、これだけ出荷するのもなんなので、今度のルアーと一緒にと思って温存してある。めちゃめちゃいい雰囲気のステッカーなので、これまたお楽しみに。

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Fishing Show

 

 誰かから風邪をもらってしまったようで、フィッシングショーの最終日の午後には声が出なくなって困った。それでも症状が出たのは最終日だけだったし、声以外は体が多少だるい程度で済んだのはもっけの幸い。昨日は一日休んで、夜は定休日のジーニョに家族で出かけて、ジーニョ夫婦と幹事の二人と新年会の打ち上げと称した手巻き寿司&鍋パーティーは最高の骨休めとなった。

 

 

 それにしても毎年この一週間はきつい。身体的にハードなのはもちろん精神的にも。一介のインディメーカーが問屋の展示会とフィッシングショーに存在意義を求めることの精神的な葛藤というと大げさではあるけれど、ま、そういう自分自身への問いかけというのはいつもつきまとうわけで、それはそれ相応の負担となってどうやら体にのしかかるようだ。それとは別に音楽でいうところのライブパフォーマンスの場、つまりはステージとしての程よい緊張感が刺激になるということもありはするのだけれど。

 

 

 展示して受注もしたスウィーピー DB グリッタースペシャルレスイズモアとのコラボのアバクスとコズモDBは、手にとって眺める人も多く、好評を博してくれて嬉しい限り。これらは4月にリリース予定。スウィーピー DB グリッタースペシャルは全国の釣具店にて12日までご予約可能です。

 

 

 それとは別にブースを訪れる人が手にすることが多かったのは、スウィング・リトモのペンギン。トップウォーターだとか、ハンドメイドだとかに興味がないと思われるお客さんにもアピールしていて、これには気を良くした俺だった。

 

 

 もう一つ人目をひいていたのはスウィーピーJ DP。すでに昨夏にリリースをしたとはいうものの、フィッシングショーに来るお客さんにはまだまだ認知度は低く、テールのフィンにピックを使っていることや、デザインそのものの見てくれの物珍しさに感嘆の声をあげる人も少なくなかった。

 

 今年は新型のプラスチックルアーを見送って、引き続きこいつをプッシュするつもりなので、わずかながらも手応えを感じて一安心。これがもっともっと売れてくれないと、すっきり次のプロダクトに行けないということもあるので、皆様もどうかスウィーピーJ DPをよろしく!

 

 

 海外からの来場者も多く、足を止める人や質問してくれる人もいて、これは大きな展示会ならではのいわば醍醐味ということもできなくはない。実際にタイのお店なんかはかなりの数を仕入れてくれたりもした。それに一人のアメリカンは、梅田の1BANでうちのルアーをいくつか買ってくれたよう。聞くところによると彼はプロのガイドらしく、そんな彼がうちのルアーに目を止めてくれたことがとても嬉しかった。メキシコにも遠征することのある彼とは、つかの間話が盛り上がる。facebookで繋がった彼からの、うちのルアーで魚を釣った画像が待ち遠しい。

 

 

 

 話変わって、そんなフィッシングショーにはここ数年ツイードのジャケット姿で挑んでいたのだけれど、今年は趣向を変えてレザーのフライトジャケットで。というのも、グルテンフリーのおかげで痩せたせいで、もう十五年以上も前にジャストサイズで買ったヴィンテージのこのG1が楽に入るのが嬉しくて。そんなわけでこの冬はこれともう一着のフライトジャケットA2の着用率が増している次第。結局この三日間はG1にレッドウィングかダナーのワークブーツ、それにこの冬新調したオープンカラーのウールのシャツとポークパイハットで通したのだった。

 

 痩せたことに対する他人の評は概ね良好。貧相になったとか、老けたとか、そんな少数意見もなくはないのだけれど、健康的に痩せるならそれに越したことはないと俺自身は思っている。それに、痩せるために始めたグルテンフリーではないのだけれど、G1同様、昔のズボンがまた履けるなんていうのは思ってもみなかったありがたい副産物だ。

 

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